- 2017.03.11
- Let`s 防災訓練
気持ちのいい青空の下、防災訓練を行いました。
講師に日東防災様をお招きして貴重なお話を沢山いただき、消火器の取り扱いを教えていただきました。せっかくなので読んでいただいた方にも今日の学びをシェアさせていただきます。興味のない方はここまでで(笑)
基本的な消化器の使い方のレクチャーから。
- 消化器はすぐに使えるよう置いている場所の把握をしておく
- 消化剤はは3~6メートル飛ぶ
- 消化器は風上から風下に向けて使う(火の風上に立って使う)
- 消化剤は炎ではなく、火の根元、つまり燃えているところにかける
消化器の使用手順
- ピンを抜く
- 握りを持つ(まだ握らない)
- 消化器の画像の①の部分をもってホースを外す
- ホースを火元に向けて握りをぎゅっと握る
- いざ噴射
ということで早速消火訓練開始です。
ぴんすけ店長石沢さん噴射!
突然風が吹いて、消火器の水が自分達の方へ戻ってくるアクシデントも。風上に立つのは重要です。
消化剤はこんなに遠くまで飛ぶので頑張って火の近くに行かなくて大丈夫
ちなみに消化器の噴霧時間は14秒
噴霧中でも握りを離せば一時中断も可能だそうです。
消化器には粉末の消化剤が入っている物と、液体の消化剤が入っている物があるそうです。
粉末のものは油に強く、液体は冷却効果が強く再燃しにくいそうです。
消化器には使用期限があります。期限を越えた物は交換してください。(消化器の耐久年数の問題出そうです。爆発などしたら怖いですね。)
また、期限内でも何らかの原因でガス漏れ、液漏れが起こることがありますので、半年に一度は点検を。③のメーターがみどりのエリアに入った物は有事の際に使用できない事がありますので確認を。
粉末の消化器の場合、消化器の中で薬剤が固まってしまっていると使えないことがありますので、逆さまにして耳に当て、さらさら聞こえる物はちゃんと使えます。
また、消火活動とは、火種を取り除く、酸素を遮断することが大切だと言うことです。
消化器で消せるのは火が下にある間。天井に火がついたら消化器ではもう手遅れです。速やかに避難をしてください。
消火器設置にかんしては各自治体の決まりに沿って消火器設置を行いましょう。
今回の防災訓練を通して改めて、「もしも」の時のことをしっかり周知しておくことが大切だなと実感しました。いざ、というときに知らないと困ることや、慌ててしまいそうなことおたくさんありました。
まずは、火をおこさないことが何よりですが、それで大丈夫だったら世の中に火事はほとんどないはず。だから備えが大切なんですね。
ということで各店舗で有事の時の動き方を改めて見直すことにしました。
日東防災さんありがとうございました。
力丸